Vol.107⇒もはや“未来の大国”ではない:ブラジルの大戦略(鈴木 孝憲)
- 投稿日 2009年1月25日 18時00分 カテゴリ 国際情勢の表示
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パワーレクチャー『365日勝てるヒント』---Vol.107
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⇒もはや“未来の大国”ではない:ブラジルの大戦略(鈴木 孝憲)
【解説】
ブラジルはもはや“未来の大国”ではない。
欧米の国は、
1950年からブラジルに進出し、1996年まで第3次進出を果たしている。
たとえば、
世界500の大企業のうち、450社がブラジルに進出し、
他の新興国とは比べものにならないぐらいあらゆる分野に極めて
高い金額の投資を行なっている。
その大きな理由の一つに
1995年から2002年の8年間、
カルドーソ政権によってインフレを
ほぼ完全にコントロールできるようになったことが
上げられる。
これによって、
企業が中長期の戦略を立てられるようになり、
30年間使えなかったクレジットカードも使えるようになった。
・中国の一党独裁による政治不安、不良債権、失業、格差問題
・インドのカースト制度の未解決、民族・宗教の問題
・ロシアの政治の不透明さ
などに比べ、
周辺国家との問題がない
人種・宗教・民族の差別がない
ポルトガル語による言語の統一
資本主義
のブラジルの方が遥かに市場として魅力と可能性が高い。
この可能性に
いち早く気づいた欧米の企業は、ブラジルで
あらゆる分野で活躍を成している。
しかし、
日本の企業は、トヨタ、ホンダなどが1997年から
進出を始めた。出遅れたのだ。
実は、
ブラジルは、資源・エネルギー大国だけではなく、
土木技術、航空技術、バイオエタノールなどの技術においても
日本を遥かに凌駕しているのだ。
2003年のルーラ政権は、
『経済安定化確立』を掲げ、
2007年5.4%、2008年5.2%の成長を成し遂げている。
ブラジルはもはや“未来の大国”ではないのだ。
■鈴木 孝憲氏(元ブラジル東京銀行頭取)
【様変わりのブラジル経済〜新たなビジネス戦線】の講演CD・テープより引用・編集。
http://www.power-lecture.com/koushi_sa/2008/suzuki-takanori08-12-03.html



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